ワイシャツ

ホワイト(白い)シャツに由来するため、本来は形状を差すものではなく、色だけを言及したものであるため「青いワイシャツ」や、一部のクリーニング店などに見られる「Yシャツ」といった表記は間違いであり、英語圏の人間には通用しない。現ミズノの商標名である「カッターシャツ」とほぼ同義。英語に倣い「ドレスシャツ」とも呼ばれる。また、英語圏の人間と話す時に濃色のシャツをワイシャツと呼ぶと「それはカラーシャツだ。」と言われることがあるが、このカラーは色を差すcolor[発音:kʌ’lər] であり、「ラウンドカラーのワイシャツ」と言った場合のカラーは衿を差すcollar [発音:kɑ’lər]であるため注意が必要である。

ワイド・ショルダー

広い肩幅。逆三角形を形成するシルエットから登場したデザインで、裾に向かってすぼまるようになっているのが特徴。1980年代後半のイタリア・ブームの時のスーツはこのラインが多かった。90年代に入ってからはその傾向も陰りを見せ 93年には若干細め、ナロウなイメージが主流となってきている。

ワイドスプレッドカラー

シャツの衿型の中で、左右の衿の開き具合が特に広いデザインのもので、衿巾の広いクラシコスーツとの相性が良く、また、衿の開き具合に合うように、ネクタイの結び目(ノット)が大きくなるウィンザーノットや、セミウィンザーノットで締められる。

ワイドタイ

幅が太いネクタイのこと。幅は10cm以上のものを指す。

ワンタック

スラックスの前部のスタイルで、タックが1本とられたもの。 ほどよいフィット感を腰に与えるため、ビジネス向きのスラックスはほとんどこのスタイルである。内倒し(インタックパンツ)になったもののほうが新しい感覚である

ワイド・ラペル

テーラード・カラーで標準的ならラペル幅のものよりも広いもの。標準サイズといわれるものが流行により変化するので、それとの 比較は単純にできないが、概ね10cmから12cm~13cmのものをいう。